琺瑯製品を長く使うために
焦がした場合の対処方法
- 焦がした鍋にぬるま湯を入れる。
- 大さじ1の重曹を入れ、かき混ぜる。
- 食用油を少量(1〜2滴)加え、2時間程おく。
- 鍋を火にかけて煮る。(重曹&食用油が、泡立つ。)
- 冷めたら中のものを捨て、台所用洗剤をつけスポンジで洗う。
サビについて
琺瑯には製造上、ガラス質の釉薬がのりにくい端部(鉄の切り口)や、焼成の際に針に吊るす箇所(針跡)等、釉薬が薄くなっている箇所があります。又、衝撃などで表面のガラス質が欠けた場合は下地の釉薬(黒)が見え、ひどく欠けた時には鉄地が出ることもあります。
この部分は、水分や酸、塩分が付着したままの状態にすると、サビが生じます。
鉄分ですので、問題はありませんが、防止するためには、ご使用後は水分を拭き、乾かして保管してください。
鋳物琺瑯について
鋳物琺瑯(BRICO・KAMADO)の鍋本体や蓋の縁は、琺瑯の釉薬をかけることが製法上不可能な為、鋳物(鉄を含む)が出ている状態です。サビ防止のため縁の部分に表面被膜が施されていますが、ご購入後、食用油を少量すり込んでからご使用ください。
サビが出た場合、市販のサビ取り剤(消しゴム型のもの)でこすり、その後、食用油を塗ってください。(このサビ取り剤は、食物から出るアクや着色を取る場合にも有効です。)
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